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フローリングワックスを自分で剥がす!初心者向け完全ガイド

「フローリングワックスが剥がれてきたけど、業者に頼むのは高いし…」 そう思っているあなた! 実は、フローリングワックスの剥がしは、正しい方法を知れば自分でできるんです! この記事では、初心者でも簡単にフローリングワックスを剥がせるように、必要な道具、安全な方法、手順を写真付きで詳しく解説します。 この記事を読めば、あなたも美しいフローリングを取り戻し、快適な住環境を手に入れることができるでしょう。

フローリングワックスを剥がす前に知っておきたいこと

フローリングワックスを剥がす前に、なぜ剥がす必要があるのか、そして剥離することのメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。これにより、本当に剥離作業が必要なのかを判断し、後悔のない選択をすることができます。

なぜフローリングワックスを剥がす必要があるの?

フローリングワックスは、フローリングを保護し、美観を保つために塗布されます。しかし、時間の経過や使用状況によっては、ワックスが劣化し、以下のような問題が発生します。

  • 汚れの蓄積: 普段の掃除では落としきれない汚れがワックス層に染み込み、黒ずみやベタつきの原因になります。
  • 剥がれ: ワックスが乾燥して剥がれやすくなり、見た目が悪くなるだけでなく、フローリング自体の保護機能も低下します。
  • 黄ばみ: 紫外線や摩擦によってワックスが黄ばみ、フローリングの色合いを損ねます。

これらの問題を放置すると、フローリングの劣化が早まり、修復に費用と手間がかかる可能性があります。そのため、定期的なワックスの剥離と再塗布が必要となる場合があります。

剥離するメリットとデメリット

フローリングワックスの剥離には、メリットとデメリットの両方があります。これらを比較検討し、ご自身の状況に合った選択をしましょう。

メリット:

  • 美観の回復: 蓄積した汚れや古いワックスを除去することで、フローリング本来の美しさを取り戻せます。
  • 保護機能の向上: 新しいワックスを塗布することで、フローリングを汚れや傷から保護する機能が向上します。
  • 清潔さの維持: 剥離によってフローリングが清潔になり、衛生的な環境を保てます。

デメリット:

  • 手間と時間: 剥離作業には、準備、作業、乾燥など、多くの手間と時間がかかります。
  • 費用: 剥離剤や道具の購入、または業者に依頼する場合は費用が発生します。
  • 失敗のリスク: 作業方法を誤ると、フローリングを傷つけたり、剥離剤が残ったりする可能性があります。

メリットとデメリットを考慮し、ご自身の状況に合わせて、剥離を行うかどうかを判断しましょう。

フローリングワックス剥がしに必要なもの

フローリングワックスを剥がすためには、適切な道具と剥離剤の選定、そして安全対策が不可欠です。ここでは、必要なものと選び方、安全に作業を進めるためのポイントを詳しく解説します。

道具

フローリングワックス剥がしに必要な道具は以下の通りです。

  • 剥離剤: 古いワックスを溶かして剥がすための薬剤です。種類については後述します。
  • 剥離用パッドまたはポリッシャー: 剥離剤を塗布し、ワックスを剥がすための道具です。パッドは手作業用、ポリッシャーは電動で広範囲の作業に適しています。
  • バケツ: 剥離剤を薄めたり、パッドを浸したりするのに使用します。複数個あると便利です。
  • 雑巾またはウエス: 剥離したワックスや剥離剤を拭き取るために使用します。多めに用意しておきましょう。
  • ゴム手袋: 剥離剤から手を保護します。耐薬品性のあるものを選びましょう。
  • マスク: 剥離剤の臭いや揮発成分を吸い込まないようにするためです。防毒マスクが望ましいです。
  • ゴーグル: 剥離剤が目に入るのを防ぎます。
  • ヘラまたはスクレーパー: 剥がれにくいワックスを剥がす際に使用します。
  • 養生テープ: 作業範囲以外を保護するために使用します。

剥離剤の種類と選び方

剥離剤には、主に以下の3つのタイプがあります。フローリングの種類やワックスの種類に合わせて適切なものを選びましょう。

  • アルカリ性剥離剤: 強力な剥離力があり、古いワックスや頑固な汚れに効果的です。しかし、刺激が強い場合があるため、換気を十分に行い、保護具を着用する必要があります。
  • 中性剥離剤: 刺激が少なく、安全性に優れています。初心者でも扱いやすいですが、剥離力はアルカリ性剥離剤に比べて弱めです。
  • 弱アルカリ性剥離剤: アルカリ性と中性の中間の性質を持ち、バランスが取れています。さまざまなタイプのワックスに対応できます。

剥離剤を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • フローリングの種類: 表面加工(UV塗装、ウレタン塗装など)によっては、使用できる剥離剤が異なります。必ず、フローリングの取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせてから使用しましょう。
  • ワックスの種類: どのようなワックスが塗布されているかによって、適切な剥離剤が異なります。成分表示を確認し、対応した剥離剤を選びましょう。
  • 安全性: 刺激臭や皮膚への影響を考慮し、安全性の高い剥離剤を選ぶことも重要です。

安全対策

フローリングワックスの剥離作業は、安全に行うことが非常に重要です。以下の安全対策を徹底しましょう。

  • 換気: 剥離剤の臭いや揮発成分を吸い込まないように、作業中は必ず換気をしてください。窓やドアを開け、換気扇を回すなど、十分な換気が必要です。
  • 保護具の着用: ゴム手袋、マスク、ゴーグルを必ず着用し、皮膚や目、呼吸器への影響を防ぎましょう。必要に応じて、保護メガネや防護服を着用してください。
  • 火気厳禁: 剥離剤によっては引火性があるため、火気の近くでの作業は避けてください。タバコを吸うことも厳禁です。
  • 皮膚への付着防止: 剥離剤が皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い流してください。万が一、異常を感じたら、医師に相談しましょう。
  • 子供やペットへの配慮: 作業中は、子供やペットが近づかないように注意してください。剥離剤が口に入ったり、皮膚に触れたりしないように、十分に注意しましょう。

フローリングワックスの剥がし方|手順と注意点

事前準備

フローリングワックスの剥離作業を始める前に、まずはしっかりと準備を行いましょう。事前の準備を怠ると、作業がスムーズに進まなかったり、床を傷つけてしまう可能性もあります。以下の手順に従って、丁寧に進めていきましょう。

  1. 養生: 作業を行う部屋の家具や家電を移動させ、床以外の部分を養生テープと養生シートで保護します。特に、剥離剤が飛散する可能性がある壁や建具、巾木などは念入りに養生しましょう。換気扇やエアコンの吸い込み口も忘れずに養生してください。
  2. 換気: 作業中は換気を徹底するため、窓やドアを開けて空気の通り道を確保します。換気扇も回し、室内の空気を循環させましょう。剥離剤の臭いがこもらないように注意が必要です。
  3. 保護具の装着: ゴム手袋、マスク、ゴーグルを着用し、剥離剤から肌や目を保護します。必要に応じて、エプロンや長袖の服を着用し、皮膚への付着を防ぎましょう。
  4. 掃除: 掃除機やほうきを使って、床のゴミやホコリを取り除きます。剥離剤がゴミと混ざると、剥離効果が低下したり、床を傷つける原因になる可能性があります。

剥離剤の塗布方法

適切な準備が整ったら、いよいよ剥離剤を塗布します。剥離剤の種類によって、塗布方法や注意点が異なる場合がありますが、ここでは一般的な手順を説明します。

  1. 剥離剤の準備: バケツに剥離剤を入れ、製品の説明書に従って適切な濃度に薄めます。剥離剤によっては、水で薄める必要がないものもあります。
  2. 塗布: 剥離用パッドまたはモップに剥離剤を浸し、床に均一に塗布します。この時、剥離剤が床全体に行き渡るように注意しましょう。塗り残しがあると、ワックスが完全に剥がれない原因になります。
  3. 浸透: 剥離剤を塗布したら、製品の説明書に記載されている時間、浸透させます。この時間が短いと、ワックスが十分に溶けず、剥離しにくくなります。逆に、浸透時間が長すぎると、床材を傷める可能性があるので、注意が必要です。

剥離作業

剥離剤が十分に浸透したら、剥離作業を開始します。ここでは、パッドとポリッシャーを使った2つの方法を紹介します。

  • パッドを使用する場合:
    1. 剥離用パッドをバケツに入れ、剥離剤を染み込ませます。
    2. 床を擦るように、古いワックスを剥がしていきます。力を入れすぎると床を傷つける可能性があるので、注意しましょう。
    3. 剥離したワックスは、雑巾やウエスで拭き取ります。パッドについたワックスも、こまめに洗い流しましょう。
  • ポリッシャーを使用する場合:
    1. ポリッシャーに剥離用パッドを取り付けます。
    2. 床をゆっくりと動かし、古いワックスを剥がしていきます。ポリッシャーを使用すると、広範囲の作業を効率的に行うことができます。
    3. 剥離したワックスは、ポリッシャーの動きに合わせて、雑巾やウエスで拭き取ります。

洗浄と乾燥

剥離作業が終わったら、床をきれいに洗浄し、乾燥させます。この工程を怠ると、新しいワックスの密着性が悪くなり、剥がれやすくなる可能性があります。

  1. 洗浄: 水で濡らした雑巾またはモップで、床に残った剥離剤やワックスの残りカスを丁寧に拭き取ります。洗剤を使用する場合は、中性洗剤を選び、少量で使用しましょう。洗剤が残らないように、水拭きを繰り返します。
  2. 乾燥: 換気をしながら、床を十分に乾燥させます。乾燥時間は、気温や湿度によって異なりますが、通常は1〜2時間程度です。完全に乾燥させることで、新しいワックスの仕上がりが向上します。

フローリングワックス剥がしQ&A

剥離剤が落ちない場合は?

剥離作業後、剥離剤が完全に落ちない場合があります。これは、剥離剤の塗布量が多い、または浸透時間が長すぎたことが原因として考えられます。この場合は、水で濡らした雑巾やウエスで丁寧に拭き取りましょう。それでも落ちない場合は、重曹ペーストを塗布して優しく擦る方法も有効です。重曹ペーストは、重曹と水を1:1で混ぜて作ります。研磨力が強いため、強く擦りすぎるとフローリングを傷つける可能性があるので注意が必要です。最終的には、水拭きと乾燥を徹底し、剥離剤を完全に除去することが重要です。

フローリングの種類別の注意点

フローリングの種類によって、剥離作業の注意点が異なります。以下に、主なフローリングの種類別の注意点を紹介します。

  • 無垢フローリング: 無垢フローリングは、天然木を使用しているため、比較的デリケートです。アルカリ性剥離剤を使用すると、木の変色や表面の劣化を招く可能性があります。中性または弱アルカリ性の剥離剤を選び、短時間で作業を行いましょう。また、剥離後は、必ず木材用のワックスを塗布してください。
  • 複合フローリング: 複合フローリングは、表面に化粧シートや塗装が施されているため、剥離剤の種類によっては表面を傷つける可能性があります。必ず、フローリングの取扱説明書を確認し、対応した剥離剤を使用しましょう。剥離後は、フローリング用のワックスを塗布します。
  • UV塗装フローリング: UV塗装は、耐久性が高いですが、剥離剤によっては塗装を侵してしまう可能性があります。UV塗装対応の剥離剤を使用するか、事前に目立たない場所で試してから作業を行いましょう。剥離後は、UV塗装に対応したワックスを塗布します。

フローリングの種類を事前に確認し、適切な剥離剤と方法を選択することが、美しいフローリングを維持するための重要なポイントです。

業者に依頼する場合の費用相場

フローリングワックスの剥離を業者に依頼する場合、費用相場は、床面積や作業内容によって異なりますが、一般的には1平方メートルあたり1,500円~3,000円程度が目安です。ただし、剥離だけでなく、ワックスの再塗布も依頼する場合は、別途費用が発生します。複数の業者に見積もりを依頼し、費用とサービス内容を比較検討することをおすすめします。業者によっては、オプションサービスとして、家具の移動や養生なども行ってくれます。これらのサービスを含めた総額で比較検討しましょう。また、万が一のトラブルに備えて、損害保険に加入している業者を選ぶと安心です。

まとめ|フローリングワックスを剥がして、美しい床を取り戻そう!

フローリングワックスの剥がしは、適切な方法を知り、必要な道具を揃えれば、自分でも行うことができます。この記事では、フローリングワックスを剥がす必要性から、安全な剥離方法、剥離後のメンテナンスまでを詳しく解説しました。DIY初心者の方でも、この記事を参考にすれば、美しいフローリングを取り戻せるはずです。

手間はかかりますが、その分、費用を抑えられ、愛着も湧くでしょう。ぜひ、この記事で学んだ知識を活かして、快適な住空間づくりに役立ててください。もし、自分での作業が難しいと感じたら、専門業者に相談することも検討しましょう。