2025年04月17日
フローリングのカビを徹底除去!正しい掃除方法と予防策を解説
フローリングのカビは、湿気・温度・汚れの3つがそろうと発生し、床材に合った方法で早めに落とせば広がりを防げます。梅雨や湿気の多い時期に黒い点や白い綿状のものを見つけて困っている方に向けて、この記事では、発生する原因、カビの種類、必要な道具と洗剤、安全な落とし方、床材別の注意点、予防策を順に説明します。
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フローリングのカビが発生する原因は?
湿度と温度
カビは、温度20~30度・湿度70%以上の環境で増えやすいとされています。したがって、梅雨、夏の室内、冬の結露の時期に注意します。また、ラグやマットの下、家具の裏など、空気が動かない場所は湿気がこもります。
栄養になる汚れ
ホコリ・皮脂・食べかすはカビの栄養になります。つまり、掃除が行き届かない場所ほど発生しやすくなります。木のフローリングでは、木材そのものが栄養になることもあります。
フローリングのカビの種類と見分け方は?
| 種類 | 見た目 | 出やすい場所 | 落とし方の目安 |
|---|---|---|---|
| 黒カビ | まず、黒や暗い緑の点や広がり | 結露する窓際・水まわり近く | アルコールか専用剤。木の床には塩素系を避ける |
| 白カビ | 次に、白く綿のような塊 | 床・壁・家具の裏 | アルコールや重曹で落としやすい |
| 赤カビ(ピンク) | また、ピンク色のぬめり(酵母の一種) | 浴室・洗面所 | 水気を取り、中性洗剤やアルコールで落とす |
フローリングのカビ取りに必要な道具と洗剤は?
道具
- まず、ゴム手袋・マスク・ゴーグル(洗剤とカビの胞子から身を守ります)
- 次に、雑巾またはマイクロファイバークロスを複数枚
- また、柔らかいブラシ、バケツ、スプレーボトル
洗剤の選び方
| 洗剤 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 消毒用アルコール | まず、白カビ・軽い黒カビに使いやすい | 火気厳禁。塗装によっては白くなるため目立たない場所で試す |
| 重曹(ペースト) | 次に、軽いカビと汚れに使える | 研磨力があるため強くこすらない |
| セスキ炭酸ソーダ | また、皮脂汚れと軽いカビに使える | 無垢材は変色することがある |
| 塩素系漂白剤 | さらに、黒カビへの効果は高い | 木材・金属には使わない。酸性の洗剤と混ぜない |
| 専用カビ取り剤 | 加えて、素材別に調整された製品がある | 使用できる素材と手順を表示で確認する |
塩素系と酸性の洗剤を一緒に使うと有害な塩素ガスが発生します。実際に、浴室で救急搬送された事例が報告されています(出典:国民生活センター「住宅用塩素系洗浄剤の使い方」2026年3月)。したがって、日を分けて使い、作業中は換気します。
フローリングのカビを安全に落とす手順は?
重曹を使う場合
- まず、重曹2:水1でペーストを作ります。
- 次に、カビの部分に塗り、30分ほど置きます。
- また、濡らした雑巾で優しく拭き取り、こすりすぎないようにします。
- 最後に、水拭きで重曹を残さず、乾拭きして乾かします。
アルコールを使う場合
- まず、目立たない場所で変色しないか試します。
- 次に、カビの部分にスプレーし、5~10分置きます。
- また、雑巾で拭き取り、必要なら繰り返します。
- 最後に、乾拭きして水分を残しません。
専用剤を使う場合
使用できる素材と手順を表示で確認します。そのうえで、洗剤を床に直接かけず、布に含ませて使います。使用後は水拭きで成分を残さず、乾かします。
フローリングのカビ取りは床材別にどう変えますか?
木のフローリング(無垢・複合)
木の床はカビが内部に入りやすく、水分も吸います。そのため、塩素系漂白剤は避け、アルコールか重曹から試します。また、落とした後の乾燥がもっとも大切です。乾きが不十分だと再発します。なお、無垢材で黒ずみが深く残る場合は、研磨(サンディング)で表情を戻せることがあります。詳しくは無垢床の研磨ができる床・できない床で説明しています。
クッションフロア
表面がビニールのため、カビが内部に入りにくい床材です。アルコールで拭き取り、落ちない場合は専用剤を使います。ただし、研磨剤や硬いブラシは表面を傷めます。
フローリングのカビを予防するには?
- まず、換気と除湿で室内の湿度を60%以下に保ちます。
- 次に、ラグやマットは週1回めくって乾かし、家具は壁から数cm離します。
- また、結露は毎朝拭き取り、窓際の床に水分を残しません。
- さらに、掃除機と乾拭きで、カビの栄養になるホコリと皮脂を取ります。
加えて、床の表面に塗膜があると、水分や汚れが染み込みにくくなります。フロアコーティングは掃除を水拭き中心にしますが、湿気そのものは止まらないため、換気・除湿と組み合わせます。梅雨の季節ごとの対策は梅雨のカビ対策で説明しています。
フローリングのカビ取りが向くケース・向かないケース
家庭での対処が向くのは、表面に出た軽いカビです。一方で、床が膨れて沈む、黒ずみが広範囲で床材の内部まで広がっている、雨漏りや水漏れが原因、という場合は掃除では解決しません。この場合は、原因の修理と床材の補修を専門業者に相談します。
まとめ|フローリングのカビは「床材に合う洗剤・乾燥・湿気対策」
フローリングのカビは、床材に合う洗剤で落とし、水分を残さず乾かし、換気と除湿で再発を防ぎます。木の床には塩素系を避け、塩素系と酸性の洗剤は混ぜません。落ちない場合や床材が傷んでいる場合は、専門業者に相談してください。
記事確認者:コーティング事業部
最終更新日:2026年9月20日
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