2025年05月19日
ペットと暮らす家のためのフロアコーティングガイド
ペットのコーティングを選ぶ基準は、滑りにくさ・傷や粗相への強さ・床材との相性の3つです。犬や猫が走り回る姿を安心して見守りたい飼い主の方に向けて、この記事では、滑りやすい床への配慮、選び方の基準、ペットに向く2種類、床材別の向き不向き、施工後のお手入れを順に説明します。
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ペットのコーティングが必要になる理由は?
フローリングは、美しい反面、犬や猫にとって滑りやすい床です。走る・遊ぶ・飛び降りるときに滑ると、足腰に負担がかかります。また、爪による傷や、粗相の汚れとにおいも、床材に染み込むと元に戻しにくくなります。順に説明します。
滑りやすい床への配慮
床の滑りやすさは、ラグやマット、爪と足裏の毛の手入れでも減らせます。そのうえで、床全体の防滑性を高めたい場合に、防滑タイプのコーティングを検討します。ただし、床の対策は足腰への負担を減らす工夫の1つであり、健康上の効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は獣医師(動物病院)にご相談ください。
傷・粗相・お手入れ
塗膜があると、爪による日常の擦り傷を床材の代わりに受け止めます(鋭利なものや重量物の引きずりには対応しません)。また、粗相の水分が染み込みにくくなり、拭き取りで対応しやすくなります。さらに、製品指定のお手入れではワックスがけを行わず、掃除は水拭き中心になります。
ペットのコーティングを選ぶ3つの基準は?
| 基準 | 確認すること |
|---|---|
| 滑りにくさ | まず、滑り性の試験値(JIS A 1454準拠など)を示せるか |
| 傷・粗相への強さ | 次に、塗膜の硬さと、水分や汚れの染み込みにくさ。施工品質保証の対象と期間 |
| 床材との相性 | また、自宅の床材(シート・突き板・無垢)に施工できるか。現地調査で確認 |
あわせて、液剤の試験データも確認します。コーティングハウスでは、VOC13物質の放散試験(JIS A 1901/A 1902-3)を一般財団法人ボーケン品質評価機構で実施し、対象7製品はいずれも定量下限未満でした。なお、抗菌・抗ウイルスの表示はSIAAマークのある製品に限られます。
ペットのコーティングに向く種類はどれですか?
コーティングハウスで、ペットと暮らす家に選ばれているのはワンニャンすべらんとシリコンの2種類です。順に説明します。
ワンニャンすべらん

ワンニャンすべらんは、室内でペットを飼う家庭向けに開発された防滑コーティングです。C.S.R・D’値は犬の足裏を想定した滑り抵抗の評価値で、値が大きいほど滑りにくいことを示します。仕上がりはグロスレス(マット)で、床の質感を変えにくい点も特徴です。施工品質保証は30年です(保証年数は耐用年数ではありません)。

シリコンコーティング

シリコンコーティングは、撥水性が高く滑りにくい、光沢のある仕上がりです。施工品質保証は20年です。ただし、光沢が強いため、マットな仕上がりを好む方にはワンニャンすべらんが向きます。3種類の比較はペット用コーティングの比較で説明しています。
ペットのコーティングは床材別にどう考えますか?
- まず、シートフローリング:表面のプリント層が薄いため、傷が付く前の入居前施工に向きます。
- 次に、突き板・無垢材:塗装の状態で施工可否が変わるため、現地調査で要確認です。
- また、クッションフロア:塩化ビニル製で、コーティングの対象外になることが多い床材です。
- さらに、ワックス済みの床:剥離してから施工します。
ペットのコーティングの後のお手入れは?
施工後は、掃除機とフローリングワイパーでホコリと毛を取り、汚れは固く絞った雑巾で水拭きします。粗相はすぐに拭き取り、においが残る場合は換気と消臭剤で対応します。なお、ワックスは塗らず、研磨剤入りの洗剤は使いません。また、爪切りと足裏の毛の手入れを続けると、滑りと傷の両方を減らせます。
ペットのコーティングが向くケース・向かないケース
向くのは、フローリングで犬や猫を室内で飼っているご家庭です。一方で、カーペット敷きの部屋や、コーティングできない床材には向きません。福岡・九州での選び方は、ペットの滑り止め対策を選ぶときの判断基準で説明しています。
まとめ|ペットのコーティングは「試験値・強さ・床材」で選ぶ
ペットのコーティングは、滑りにくさの試験値、傷や粗相への強さ、床材との相性の3つで選びます。防滑タイプはワンニャンすべらん、光沢を求めるならシリコンが候補です。現地調査・お見積りは無料ですので、床材の確認からご相談ください。
記事確認者:コーティング事業部
最終更新日:2026年9月20日
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